「人事異動でモチベーションが低下した!やる気をなくした時はどうしたらいいんだろう?対処法があれば知りたい!」
企業に勤めていると人事異動はつきものです。
しかし、望まない人事異動によってモチベーションが低下し、やる気をなくすこともあるでしょう。
- 人事異動でモチベーションが低下した時の対処法はどんなものがあるか?
- モチベーションが低下した人が考えるべきことは何か?
- どうしてもやる気が出ない時の対処法はあるのか?
など、人事異動によるモチベーションの低下について色々と知りたいことがあるはず。
そこで今回は『人事異動でモチベーションが低下し、やる気をなくした時の対処法』についてお話ししていきます。
どうしてもやる気が出ない時の対処法についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
この記事のまとめ
- 人事異動でモチベーション低下したら、異動先で得られるスキルや経験に注目する
- 転職を視野に入れて在職中に活動する、副業を始める、資格取得もおすすめ
- 後ろ向きな人事異動なら転職や退職を考える
- 人事異動は今後キャリアアップにつながるか、長期的な目線で考える
- 人事異動をきっかけに退職すると「自己都合退職」
- 人事異動でやる気がでないときは退職代行の利用もおすすめ
Table of Contents
人事異動でモチベーション低下!やる気をなくす、落ち込む時の対処法とは?
モチベーションが低下すると、次第に仕事への意欲も薄れてしまうので早めに対処したいところでしょう。
望まない人事異動でも、考え方や見方を変えると希望が見出せます。
ということでまずは、『人事異動でモチベーションが低下し、やる気をなくしたり落ち込んだりした時の対処法』からお伝えしていきましょう。
- 会社側も嫌がらせで異動させてるわけじゃない?異動の理由を汲み取ろう!
- 異動先で得られるスキルや経験に注目して前向きに捉えるようにする!
- 転職を選択肢に入れておく!在職中に活動するのが安心でおすすめ!
- 仕事にモチベーションを保てないなら副業を始めるのも1つ!選択肢も広がる?
- 資格取得などにチャレンジする!転職先選びの幅が広がり資格手当も?
やる気をなくしたり、落ち込んだ時の対処法としても使えるので参考にしてください!
会社側も嫌がらせで異動させてるわけじゃない?異動の理由を汲み取ろう!
望まない人事異動でも感情に走らず、まずは冷静に考えるべきです。
会社の人事異動には必ず意味があり、嫌がらせなど生産性がなく意味のないケースはほとんどありません。
どうしても人事異動に納得がいかない場合は、上司や人事担当者に理由を聞いてみましょう。
すると「経験を積んで欲しい」、「今後のために現場を知ってほしい」など前向きな理由であることが多いです。
会社は利益を追求するものなので、不利益になるような人事異動は行いません。
人事異動の理由がわかれば、やるべきことが明確になるので失ったやる気を次第に取り戻せるはずです。
人事異動でやる気をなくし落ち込んだ時は、1人で悩まずしかるべき人に聞き、異動の理由を汲み取るのが対処法になるでしょう!
異動先で得られるスキルや経験に注目して前向きに捉えるようにする!
人事異動を前向きに捉えるのも、後ろ向きに捉えるのも全て自分次第です。
決まった異動を覆すのはむずかしいので、ここは前向きに捉えた方が得策でしょう。
どうしても前向きに捉えられない時は、異動先で得られるスキルや経験に注目するとモチベーションの回復につながります。
長い目で見れば、新しいスキルや経験を積むことがキャリアを形成するうえでプラスに働くことにも気づけるかもしれません。
後ろ向きに捉え、異動先の悪い面にばかりに注目しているとモチベーションは下がる一方です。
そうすると、パフォーマンスも下がり仕事の評価が落ちるだけでなく、精神的なストレスから体調を崩しかねません。
望まない人事異動であっても、前向きに捉えることはモチベーションを低下させない対処法のひとつです!
転職を選択肢に入れておく!在職中に活動するのが安心でおすすめ!
人事異動の理由を知っても納得がいかず、前向きに捉えるのもむずかしいほど受け入れがたい場合もあるでしょう。
そんな時は転職を選択肢に入れ、在職中に活動するのも対処法になり得ます。
退職してからでなく、在職中に転職活動をおすすめするのは以下の理由からです。
- 給与をもらいながら転職活動できるので収入面で不安にならない
- 収入面での不安がないため、焦らず冷静な判断ができる
- 納得のいく転職先が見つかるまで取り組める
在職中の転職活動は焦らず納得がいくまで取り組めるので、いい結果を得やすいんですね。
一方、勢いで退職してしまうと収入面の不安を抱えながら転職活動する羽目になるので、よほどの理由がない限りそれは避けるべきです。
人事異動によってどうしてもモチベーションが回復しない場合は、在職中に転職活動するのも有効な対処法と言えます!
仕事にモチベーションを保てないなら副業を始めるのも1つ!選択肢も広がる?
人事異動によって、モチベーションを保てないなら副業を始めるのも対処法のひとつです。
副業を始めることで、本業では身につかないスキルや経験が得られ、収入の柱が増えることで選択肢も広がるから。
大きく稼ぐことができればいつでも仕事を辞めることができ、転職する場合は副業で得たスキルや知識が活かせます。
また、『自分の力で稼いだ』という経験が自信にもなるでしょう。
最近はインターネットの普及により、初心者でも始められる副業がたくさんあるので参入の障壁が低いのも魅力です!
資格取得などにチャレンジする!転職先選びの幅が広がり資格手当も?
異動先部署の忙しさにもよりますが、モチベーションアップのためにも資格取得にチャレンジするのもおすすめです。
異動先に関連する資格、元々自分がやりたい仕事の資格などをとってみてはいかがでしょうか。
資格を取得すると、会社によっては資格手当が出る場合もあるので、調べてみてください。
また資格があると、転職でもさらに有利になります。
最近は、資格取得のために通信で学べるところも多く、移動の手間をかけることなく勉強が進められます。
もちろん時間的に余裕があれば、仕事帰りにスクールなどに通うのもおすすめです。
人事異動でモチベーション低下した人が考えるべきコトとは?
忘れてはならないのは、人事異動は今後もあるという点です。
モチベーションが低下するほど不本意な人事異動があった場合、この点について考えるべきでしょう。
そこでここでは、長期的な目線を持って人事異動について考える必要性について、次のポイントをお話ししていきます!
- その人事異動は前向きなモノか?後ろ向きな異動なら転職・退職も視野に
- 長期的な目線を!その人事異動はキャリアアップに繋がるかどうか?
- 望まない異動はたまたま?次の異動も同じようなコトが起こるかどうか?
その人事異動は前向きなモノか?後ろ向きな異動なら転職・退職も視野に
人事異動には『後ろ向きな異動』と『前向きな異動』があります。
前向きな異動であれば新たな配属先で頑張る価値がありますが、後ろ向きだった場合は転職・退職も視野に入れるのがいいでしょう。
なぜなら、後ろ向きな異動は会社からの評価が低い場合がほとんどだからです。
そのため、異動先でも悪い評価が引き継がれるので「何か問題がある」前提で上司は接してくる可能性が高いと言えます。
そうすると、マイナスからのスタートになるので評価されにくかったり、昇進しにくかったりと何かと不利なんですね。
その結果、次の人事異動も不本意なものに終わるかもしれません。
以上の理由から、人事異動が後ろ向きなものだった場合は転職・退職を視野に考えるべきです!
長期的な目線を!その人事異動はキャリアアップに繋がるかどうか?
人事異動でモチベーションが低下したら、『今後のキャリアアップに繋がるか』について考えるべきです。
これまでの業務と全く関係ない部署に異動になったとしても、そこでの経験が今後のキャリアに役立つことがあるから。
例えば、ずっと営業だった人が本部の営業方針を決める部署へ異動になったとします。
「長く営業でやってきたのに飛ばされた」と落ちこむかもしれませんが、異動先での経験をもとに昇進する可能性も十分に考えられるんです。
そうやって、企業は能力の高い人材の成長を見込んで、関係なさそうな部署へ異動させることもあります。
なので、人事異動に納得がいかない場合は、今後の仕事においてプラスになるかどうか、長期的な目線を持って考えるべきです。
ちなみに、自分で判断がつかない時は上司に聞いてみるのも良いでしょう!
望まない異動はたまたま?次の異動も同じようなコトが起こるかどうか?
望まない人事異動でモチベーションが低下したら、以下の2つについても考えるべきです。
- 望まない異動はたまたまだったのか?
- 次回の人事異動でも同じことが起こる可能性はあるか?
たまたまだった場合は、次回の人事異動で希望が考慮される可能性が高いので、そこまで深刻になる必要はないでしょう。
これが、次回の人事異動でも同じことが起こる可能性があるなら要注意です。
全て望み通りにいかずとも、希望が1つも考慮されていない場合は次の人事異動でも同じことが起こる可能性が高いです。
そうなると、人事異動のたびにモチベーションが低下し悩むことになりかねません。
ここは判断がむずかしい点なので、たまたまなのか、この企業ではよくあることなのか先輩や上司に聞いてみるとよいでしょう。
もしも望まない異動がよく起こる企業であれば、今後働き続けるかどうかについても考えるべきです!
望まない人事異動を拒否して退職はできる?どうしてもやる気が出ないなら?
基本的に望まない人事異動であっても、それを拒否して退職するのは難しいです。
それでも、どうしてもやる気が出ず仕事へ行くのすら嫌になってしまうこともあるでしょう。
拒否できる事例もあるのでそのケースをご紹介しつつ、どうしてもやる気が出ない時の対処法について次のポイントをお話ししていきます!
- 原則、望まない人事異動は拒否できない!拒否できる事例をご紹介!
- 人事異動がきっかけで退職する場合は「自己都合退職」扱いになる!
- どうしてもやる気が出ないなら転職活動や退職代行を使うのもアリ!
原則、望まない人事異動は拒否できない!拒否できる事例をご紹介!
原則、望まない人事異動であっても拒否はできませんが、以下の事例に該当する場合は拒否の申し立てができます。
- 嫌がらせ、会社の権利の乱用の可能性がある場合
- 入社時の雇用契約と違っている
- 本人や家族への負担が大きい等のやむを得ない事情がある
これらの事例の中で、自分の異動に該当するものがないか照らし合わせてみましょう。
ただし、この中の嫌がらせや会社の権利の乱用等である場合は、拒否するよりも転職について考えるべきです!
人事異動がきっかけで退職する場合は「自己都合退職」扱いになる!
不当な人事異動がきっかけで退職する場合であっても『自己都合退職』になるので要注意。
「異動は会社の都合なのに!」と思うかもしれませんが、異動があることを承知で入社しているので自己都合になるんですね。
自己都合退職の場合、会社都合退職に比べて以下が大きく異なります。
- 失業手当を受け取るまでの期間が長い
- 給付額が会社都合に比べて低い
このように、給付金のメリットが少ないんですね。
自己都合で退職すると失業手当をすぐに受け取れないので、無収入の期間が長めになります。
知らずに退職を決めてから後悔しないよう、人事異動がきっかけの時は『自己都合退職』になることを覚えておきましょう!
どうしてもやる気が出ないなら転職活動や退職代行を使うのもアリ!
人事異動でどうしてもやる気が出ない場合は、転職活動や退職代行を利用するのがいいでしょう。
転職活動をするなら、以下の理由から転職エージェントを利用するのがおすすめです。
- 転職に関するあらゆる相談に乗ってもらえる
- 希望に合った転職先を紹介してくれる
- 履歴書の書き方や面接のサポートが受けられる
- 面接の通過率が高くなる
このように、自分だけで転職活動を行うより効率的なんですね。
効率良く条件の良い転職先を見つけるためにも、転職活動はプロを頼るべきです!
また、人事異動でどうしてもやる気が出ない場合は、退職代行を使うのも有効な方法と言えます。
退職代行を利用すれば、拒否できない人事異動が理由であっても合法的に退職できるからです。
- 自分で退職の意向を伝えずに済む
- 退職についての話し合いの場に行かなくても良い
- 上司と顔を合わせず退職できる
- 専門家が進めるので確実に退職できる
上記のように、退職に関する面倒事を全て引き受けてくれるのが大きなメリットと言えます。
退職代行は大袈裟なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、以下のツイートのように利用者が増加しているサービスです。
【需要】「退職代行サービス」10連休で問い合わせ急増https://t.co/0Pp4ch7YtO
あるところでは問い合わせが毎月100件ほどくるといい、GWに増加したのは「長期休暇で自分を見つめ直す時間が増えたため」とした。 pic.twitter.com/dVeaYAn5Sf
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 9, 2019
毎月100件も問い合わせがある退職代行はメジャーなサービスとも言えます。
人事異動を理由にした退職を切り出しづらかったり、やる気がなくなり会社へ行くことが嫌になったりすることもあるでしょう。
そんな時も、合法的に退職できる退職代行を利用するのがおすすめです!
まとめ
今回は『人事異動でモチベーションが低下し、やる気をなくした時の対処法』についてお話ししました。
人事異動でモチベーション低下してやる気をなくす、落ち込んだら次のことを試してください。
人事異動でモチベーション低下したときにやりたいこと
- 会社側も嫌がらせで異動させているわけではないので、異動の理由を汲み取る
- 異動先で得られるスキルや経験に注目して前向きに捉えるようにする
- 転職を選択肢に入れて、在職中に活動すると安心
- 仕事にモチベーションを保てないなら副業を始めてみる
- 資格取得などにチャレンジする
だからこそ、望まない人事異動だった場合は前向きなものなのか、後ろ向きなものなのかを見極める必要があります。
人事異動でモチベーションが低下したら次のことを考えてみましょう。
人事異動でモチベーション低下した人が考えること
- その人事異動は前向きなモノか考え、後ろ向きな異動なら転職・退職も視野に入れる
- 人事異動はキャリアアップに繋がるかどうか長期的な目線で考える
- 望まない異動はたまたまか、次の異動も同じようなコトが起こるか考える
前向きな理由だった場合は、スキルや経験が得られその後の昇進が期待できます。
一方、後ろ向きな理由の場合は得られるものが少なく、次回の人事異動でまたモチベーションが低下する可能性があります。
人事異動でどうしてもやる気が出ないなら、転職や退職も視野に入れましょう
人事異動でどうしてもやる気が出ない時の対処法
- 原則、望まない人事異動は拒否できないが、拒否できる事例もあるので調べる
- 人事異動がきっかけで退職する場合は「自己都合退職」扱いになると知っておく
- どうしてもやる気が出ないなら転職活動や退職代行を使うのもアリ!
やる気をなくしたまま仕事を続けるのは、今後の仕事人生においてもマイナスなので自分にあった対処法を実行してみてください!
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