「大学生はバイトしないほうがいいって本当なの? 就活で不利になるのは避けたいな……」
多くの大学生が当たり前のようにやっている「バイト」。
ですが、「バイトをしないほうがいい」という意見もあるので、不安な人もいるのではないでしょうか。
- 大学生はなぜバイトをしないほうがいいのか?
- バイトをしない大学生は何をするべきなのか?
- バイト経験なしだと就活が不利になるのか?
など、大学生はバイトしないほうがいいという噂について知りたいことも多いはず。
そういうわけで今回は、『大学生がバイトをしないほうがいい理由』『バイトをしない場合のデメリット』を解説していきます!
バイトしない大学生におすすめの「賢い時間の使い方」についても紹介します。
大学生がバイトをしないほうがいい理由を解説!賢い時間の使い方は?

生活費や学費を稼ぐため、バイトをはじめる大学生は多いでしょう。
ですが、「大学生はバイトをしないほうがいい」という噂を聞いてしまうと、少し心配になりますよね。
また、そもそもなぜそんな噂が存在するのかも知っておきたいところ。
というわけでここでは、大学生がバイトをしないほうがいいといわれる理由について解説していきます!
バイトの代わりにおすすめの「賢い時間の使い方」も紹介するので要チェックです。
大学生がバイトをしないほうがいい理由は?バイトなしのメリットは?
大学生がバイトをしない方がいい理由としては、次のようなものが挙げられます。
- 大学生活における貴重な時間が失われる
- スキルアップにつながらない
- 学業に集中できなくなる
- 人間関係のトラブルに巻き込まれる
- 頑張っても大金は稼げない
それぞれの理由について以下で解説するので、バイトしないほうがいいのか判断したい人はぜひ参考にしてみてください!
大学生活における貴重な時間が失われる
バイトに明け暮れていると、大学生活における貴重な時間が失われてしまいます。
大学生活では社会人生活と異なり、比較的まとまった時間を確保しやすいといえるでしょう。
なので、趣味に全力投球したり、友人・恋人と遊びつくしたりするのに向いています。
お金は社会人になってから稼げばいいので、バイトより大学生ならではの時間の使い方をするのがおすすめです。
スキルアップにつながらない
バイトをする理由として、「スキルアップできそうだから」という点を挙げる人もいるでしょう。
ですが、ほとんどのバイトでは、就活やビジネスに役立つスキルは身に付きません。
バイトでは誰でもできる単純作業や雑用が主な仕事となるケースが多いので、手に職をつけるのは難しいんです。
もしスキルアップが目的なら、資格勉強等に時間を割いたほうがいいでしょう。
学業に集中できなくなる
大学に通うのはバイトをするためではなく、勉強して専門知識を身に付けるためです。
バイトざんまいの生活を送っており学業に集中できていないのであれば、はっきりいって大学に行く意味はないですよね。
勉強が不十分だと、学業をしっかりこなした人と比べて将来稼げる金額が低くなりがち。
また、バイトが原因で留年したら高額な学費を余分に払わなければならないので、短期的に見ても損をしているといえます。
金銭的に余裕がないケースを除き、大学生は学業に本腰を入れるのがおすすめです。
人間関係のトラブルに巻き込まれる
バイトをすることによって、バイト先で人間関係のトラブルに巻き込まれやすくなってしまうんです。
バイトの職場のように人が集まるところでは、必ずさまざまな問題が発生します。
たとえば、意地悪な先輩と働くときに嫌味を言われたり、高圧的な態度の人の接客担当になってしまったりなど。
ですが、バイトをしなければ、そもそもこうしたトラブルは起こりません。
人間関係が原因で苦しんでいる人は、バイトをやめてストレスのない生活を送ったほうがいいでしょう。
頑張っても大金は稼げない
ただバイトをするだけだと、いくら頑張ったところで大金は稼げないでしょう。
バイトの時給は1000円前後のところが多いので、月100時間働いたとしても、1ヵ月で稼げるのは10万円程度です。
ですが、大卒採用で会社に入れば、初任給20万円以上のところも珍しくありません。
したがって、学生時代にバイトで稼ぐより、勉強やスキルアップに力を入れていい会社に入ったほうが圧倒的に稼ぎやすいんです。
目標収入が高い人ほど、むしろバイトをするメリットは少ないといえるでしょう。
バイトをしない大学生は自分で稼ぐスキルや土台を作ろう!
大学生はバイトしないほうがいいといわれても、「じゃあバイト以外に何をすればいいの? 」と思ってしまいますよね。
もしバイトをしないと決めたら、自分で稼ぐためのスキルアップ・土台作りをしましょう。
そのためには、副業としてビジネスをはじめてみて、実際に稼ぎつつスキルを身に付けていくのがおすすめです。
バイトは時給制の稼ぎ方なので、いくら仕事ができたとしても収入は変わりません。
ですが、副業はバイトと違い、うまくいけばいくほど大きく稼げるという金銭的なメリットがあります。
また、実際にビジネス経験を積めるので、就活での市場価値を高められるんです。
このように、目的もなくバイトをするくらいなら、その時間を副業に充てて稼いだ方がお金もスキルも手に入るでしょう。
バイトしない大学生の割合は?就活に不利?デメリットを解説!

大学生のほとんどがやっているイメージのあるバイト。
「バイト経験がないと就活で不利になる」とまでいわれていますが、実際はどうなのか気になりますよね。
また、バイトをしないとどんな影響があるのかについても知りたいはず。
そういうわけでここからは、バイトしない大学生の割合にも触れつつ、バイトしない場合のデメリットについて解説していきます!
バイトをしない大学生の割合は?バイトをしない場合のデメリットは?
多くの大学生がバイトをしていますが、実際のところどのくらいの割合の人がバイト経験を積んでいるのでしょうか?
日本学生支援機構によると、バイトしている大学生の割合は80%以上です(令和2年度)。
すなわち、バイトしていない大学生は、大学生全体に対して20%未満しか存在していないということ。
このように、イメージ通り大学生の大半がバイトをしているんですね。
ただし、バイト経験がないからといって大きなデメリットがあるわけではないので、安心してください。
バイトをしない場合のデメリットは主に以下の2つです。
- お金が稼げない
- 社会勉強ができない
ですが、これらはバイトの代わりに副業やインターンを行えば解消されるので、全く問題ありません。
どうしてもやりたい人以外、無理してバイトをする必要はないでしょう。
参考資料:令和2年度学生生活調査
バイト経験なしだと就活が不利に?自分で稼ぐスキルがあれば大丈夫!
バイトより賢い時間の使い方があるといわれても、「バイト経験なしだと就活で不利になりそう……」と不安な人もいますよね。
ですが、バイト経験がないことが原因で就活が不利になることはないでしょう。
大手就活サイトを運営するリクルートによると、バイト経験を採用時に重視している会社は全体の21.2%(2019年時点)とのこと。
つまり、その部分をアピールしても、あまり採用につながらないんですね。
また、採用側の視点で考えてみると、バイト経験があって性格に難がある人より、バイトしたことがない普通の人を採用するはず。
データ的にも心情的にも、バイト経験が採用の決め手になることは少ないといえます。
それよりも、たとえば副業で自分で稼ぐスキルを身に付けている人のほうが、採用側の目に留まりやすいでしょう。
したがって就活目的なら、バイトよりほかのことで自分の価値を高めるのがおすすめです。
参考資料:就職白書2019
https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitcareer/news/20190225_03.pdf
今大学生が身につけるべきスキルや将来的に稼ぐ方法を紹介!

大学生は何も考えずにバイトするのではなく、スキルアップに力を入れたほうが将来的に稼げる可能性が高いです。
とはいえ、「結局どんなスキルが重要なのか分からない」という人もいるでしょう。
今大学生が身に付けるべきスキルや将来的に稼ぐ方法としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。
- IT関連のスキル
- ライティング・編集・校正
- ブログ運営
- 英語を含む外国語
- 金融リテラシー
これらのスキルを持っていると、就活や起業を有利に進められるでしょう。
とくにプログラミングをはじめとするIT関連のスキルや、英語を含む外国語力を身に付けておけば、さまざまな業種で役立ちます。
自分の可能性を広げるため、大学時代のうちにスキルアップを果たしましょう!
まとめ

今回は、大学生がバイトをしないほうがいい理由、そしてバイトをしない場合のデメリットを中心に解説しました。
大学生のうち、在学中にバイトをはじめる人は非常に多いです。
ですが、バイトばかりしていると、わずかなバイト代と引き換えに大学時代の貴重な時間を使ってしまいます。
実はスキルアップにその時間を充てたほうが、将来的なメリットが大きいんですね。
とはいえ、周りの大学生がやっているので、「自分もバイトしたほうがいいんじゃないか」と不安な人もいるでしょう。
今回はバイトしない場合のデメリットも紹介したので、こちらを参考にしてみてください!
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