「社会保険労務士は役に立たないからやめとけと言われるのはなぜだろう?何か理由があるのかな?仕事がない時の対処法も知りたい!」
資格を取るなら、できるだけ長く仕事に活かせるものを取得したいですよね。
もし、興味のある資格が「役に立たないからやめとけ」と言われていたら、それはなぜなのか理由を知りたくなるもの。
- 社会保険労務士は役に立たないのか?
- 役に立たないと言われる理由は何か?
- 仕事がない時の対処法はあるのか?
など、社会保険労務士の資格を取る前に押さえておきたいことがあるはず。
そこで今回は、『社会保険労務士は役に立たないからやめとけと言われる理由』と『仕事がない時の対処法』についてご紹介していきます。
さっそく見ていきましょう!
目次
社会保険労務士は役に立たないからやめとけ?仕事がないと言われる理由!

社会保険労務士は「仕事がない」と言われていますが、その理由は一体何なのでしょうか?
ここでは『社会保険労務士が仕事がないと言われる理由』についてご紹介していきます!
人気の資格でライバルも多いから仕事がない!
社会保険労務士は、人気資格でライバルが多いので「仕事がない」と言われています。
たしかに、社会保険労務士は毎年5万人もの申し込み者がいる人気資格です。
ですが、これが仕事がないことの原因にはつながりません。
なぜなら、社会保険労務士が申し込んで実際に受験するのは4万人程で、その中で合格者はわずか2000人程度の狭き門だからです。
さらに、合格しても社会保険労務士の登録をしない人もいます。
すると、実際に社会保険労務士として活動する人数はもっと下回るんですね。
この程度のライバル増加で仕事量が減るとは考えにくく、「社会保険労務士は仕事がない」という意見には根拠がありません。
むしろ、社会保険労務士の仕事は近年増加傾向です。
例えば、最近追加された業務は以下のようなものがあります。
- 2015年から50人以上の事業所に対し義務化されたストレスチェック
- 新型コロナウイルス感染拡大による雇用調整助成金の申請
- テレワークにともなう就業規則の改定
このように、新たな仕事が増えている中、「社会保険労務士は役に立たず仕事がない!」と断定するのは間違いと言えます!
独立開業しても集客ができないと仕事がない!
社会保険労務士を取得して独立開業する場合は、大前提として「集客スキル」も必要になります。
お客さんがいないと、そもそも仕事にならないからです。
とはいえ、集客スキルはそう簡単に身につけられるものではなく、さまざまな学習と長年の経験によって少しずつ培われていくもの。
なのでほとんどの場合、集客ができず、仕事がない状態に苦しめられるはずです。
もちろんこれは、社会保険労務士に限った話ではありません。
他の業種においても、独立開業する場合は「集客ができないと仕事がない」と覚えておきましょう!
風評被害?税理士や弁護士と比べて知名度が低いだけ!
先述したとおり社会保険労務士の需要は高まっています。
たしかに独立開業する場合は集客ができないと仕事がありませんが、それは社会保険労務士に限った話ではありません。
そんな中「仕事がない」と囁かれている原因はおそらく、その知名度の低さにあります。
社会保険労務士は、税理士や弁護士に比べると知名度が低いので、「仕事なさそう」というイメージを持たれてやすいんですね。
しかし、知名度が低いだけで「仕事がない」と言われるのは、ある意味『風評被害』と言えます!
社会保険労務士の将来は悲惨?社労士の年収、今後の需要を徹底解説!

社会保険労務士の現状は先述した通りですが、その将来性についても気になるところでしょう。
そこでここでは、『社会保険労務士の年収や今後の需要』についてお話ししていきます!
社会保険労務士の年収はどのくらい?平均年収も高く魅力的!
厚生労働省の調査によると、社会保険労務士の平均年収はおよそ500万とされています。
一般的なサラリーマンの平均年収は441万円なので、社会保険労務士は高収入と言えるでしょう。
さらに、独立開業して順調に契約を増やせれば、以下ツイートにあるように年収が倍以上になることもあるようです。
勤務社労士として働きながら、書類作成したり、申請の仕事内容を経験していきましょう。独立はいつでもできます。開業して独立すると、年収が倍以上も上がることがあります。
— 石川良直 (@I_yoshinao) November 4, 2017
社会保険労務士は自分次第で年収を上げられる職業とも言えます!
社会保険労務士は今後ますます需要が増えていく仕事!
社会保険労務士は今後ますます需要の増えていく仕事です。
なぜなら、社会保険労務士に期待される役割が年々増えているからです。
例えば以下のような理由で社会保険労務士の役割が増えています。
- ブラック企業が問題となり働き方改革を進める企業が増えた
- マイナンバー制度の導入
働き方改革を行うには、就業規則を整えたり、賃金制度を作ったり、職場環境の改善が必要です。
そこには人事労務の専門家である、社会保険労務士の存在が必要不可欠です。
マイナンバー制度は、個人情報の正しい扱いを把握していない企業が多く、社会保険労務士に頼る場面が多く発生するでしょう。
社会保険労務士は新しい働き方や制度の導入により、今後ますます需要が増えていく仕事と言えます。
なお以下の記事では、『今後危ない業界・将来性のない仕事』をランキング形式でご紹介していますので、今回の記事と合わせて参考にしてみてください!
→今後危ない業界とは?将来性のない業界・将来性のない仕事ランキング!
社労士は将来性のある資格でAIにも代替されにくい仕事!
社会保険労務士はAIに代替されにくい将来性のある仕事です。
なぜなら、社会保険労務士の仕事は、企業や労働者、個々の事情を汲み取ってサポートすることが必要な業務が多いから。
人の気持ちも読み取るような繊細な仕事はAIにはまだできません。
そのため、社会保険労務士は引き続き社会に必要な存在なのです。
書類の作成や給与計算などの事務作業はAIに代替される可能性はありますが、それは社会保険労務士の仕事の一部に過ぎません。
社会保険労務士は人の力が必要な仕事が多く、AIに脅かされない将来性のある資格と言えるでしょう!
社会保険労務士は役に立たない?仕事がないうちはみんなどうしてる?

ここまでお伝えしたように、社会保険労務士は需要があり将来性もあるため、役に立たない資格ではありません。
しかし、資格を取っただけでは仕事にすぐにありつけないことは事実です。
仕事がないうちはどうしているのか気になるのではないでしょうか。
そこでここでは、仕事がない時期をどう乗り切るかをお伝えしていきます!
独立開業は集客が命!社労士の資格をとっても仕事がない人が多い?
社会保険労務士が独立開業した場合、当たり前ですが資格があるだけでは仕事は舞い込んできません。
そこで、まずは集客をして顧客をつかむ必要があります。
しかし、この集客で苦戦する社会保険労務士も多く、仕事がない状況に陥ってしまう人が多いんですね。
なぜなら、ほとんどの社会保険労務士が集客の経験やノウハウを持っていないから。
はじめての営業活動と、経営を両立するのは大変な努力を要します。
さらに、社会保険労務士として必要な勉強も日々続ける必要があります。
そんな中で集客に苦戦し、仕事もなく、その結果疲弊して廃業してしまう場合もあるようです。
独立開業する場合は、資格があるだけでは仕事がないことも想定し、集客が命と心得ておきましょう。
もし集客に苦手意識がある場合は、外注するのもひとつの方法です!
仕事がないうちは副業で稼ぐ人も!ブログアフィリエイトがおすすめ!
集客はある程度の時間がかかるので、仕事がないうちは副業で稼ぐ社会保険労務士もいます。
副業を始めるなら、本業のさまたげにならないものがいいでしょう。
そこでおすすめなのが、ブログアフィリエイトです。
- ネット環境とパソコンがあれば今日にでも始められる
- 場所を選ばず、スキマ時間で取り組める
- ブログの運営を通してWebやITの知識やスキルが身につく
- うまくいけばほとんど手を加えず稼げる仕組みが作れる
など、さまざまなメリットがあり本業がおろそかになる心配もないからです。
仕事がなくても副業の収入があれば、本業が波に乗るまで安心して取り組めるでしょう!
まとめ

今回は、『社会保険労務士は役に立たないからやめとけと言われる理由』と『仕事がない時の対処法』についてご紹介しました。
社会保険労務士は税理士や弁護士に比べると知名度は低いですが、決して役に立たないことはありません。
むしろ、これからの新しい時代においてますます必要とされる仕事です。
AIに代替されにくい業務が多く、将来性もあります。
ただし、独立開業する場合は資格があるだけでは仕事がない場合も多く、成功させるには集客が鍵になることは注意が必要です。
開業して仕事がないうちは、副業で収入の柱を増やしておくと、いざという時の助けになります。
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