パワハラで退職届を出す時の例文!精神的苦痛や会社都合の書き方は?

パパ活の隠語や専門用語まとめ!アプリやSNSで隠語が使われる理由を解説

 

「パワハラで退職届を出す時の例文はあるのかな?精神的苦痛を受けたことや会社都合の際の書き方が知りたい!」

 

パワハラが原因で退職を検討する人は意外と多いもので、今まさに悩んでいる方もいるはずです。

しかしいざ退職届を書こうとした時、どのように書けばいいのかわからない人がいるのではないでしょうか。

 

  • パワハラを理由とした退職届の例文はある?
  • 精神的苦痛を受けたことを書いていい?
  • 会社都合で辞める際の書き方が知りたい!

 

などを知っておいて、すんなりと退職したいはずですよね。

そういうわけで今回は「パワハラを理由とした退職届の例文」をご紹介していきます。

 

また、精神的苦痛を受けたことや会社都合で辞める際の書き方にも触れていくので、ぜひ参考にしてみてください!

 

パワハラが理由で辞める際の退職届の書き方!理由ごとの例文つき

パパ活の隠語や専門用語まとめ!アプリやSNSで隠語が使われる理由を解説

 

パワハラが理由で辞める際、「自己都合」と「会社都合」で退職届の書き方が変わることをご存じでしょうか。

ここでは、退職届の詳しい書き方について以下のとおりご紹介していきます。

 

  • 「自己都合」で辞めたいなら「一身上の都合」が理由で問題なし
  • 「一身上の都合」を理由にした退職届の例文
  • パワハラを根拠に「会社都合」で辞めるなら理由は「具体的に」
  • パワハラを理由記載した退職届の例文

 

なお、パワハラが横行している職場においては、すんなり退職届を受け取ってくれないこともあるのです。

その際は、内容証明郵便で退職届を郵送することで、退職の意思表示をした証拠になります。

 

参考までに覚えておいてください。

それでは退職届の書き方について理由ごとにお話ししていくので、さっそく見ていきましょう!

 

「自己都合」で辞めたいなら「一身上の都合」が理由で問題なし

 

パワハラが原因でも自己都合で辞めたいなら、理由は「一身上の都合」で問題ありません。

本来なら、パワハラは証拠があれば会社都合で辞められるものです。

 

ですが一刻も早く退職したかったり、会社にパワハラが原因だと言うつもりがなかったりする人もいるでしょう。

また、すでに転職先を見つけている場合も、すぐに今の職場を辞めたいと思うかもしれません。

 

パワハラが理由での退職で手続きが遅れると、転職に影響する可能性があるからです。

なので、できるだけ滞りなく退職を考えている人は、「一身上の都合」として辞めることをおすすめします。

 

すると、いろいろと揉めることがなくスムーズに辞められるでしょう。

 

一刻も早く退職したいなら「一身上の都合」として自己都合で辞めるのもアリ

 

「一身上の都合」を理由にした退職届の例文

 

ここでは、「一身上の都合」を理由にした退職届の例文を2つご紹介します。

退職届を書くときの参考にしてみてください。

 

【例文1】

「このたび一身上の都合により、〇〇〇〇年〇月〇日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。」

 

 

【例文2】

「このたび一身上の都合により、まことに勝手ながら〇〇〇〇年〇月〇日をもって退職いたします。」

 

このように、一身上の都合を理由にする場合、シンプルな文面であることがおわかりいただけるでしょう。

自己都合で辞めるのであれば、細かい理由まで述べる必要はないんです。

 

辞める理由をこまごまと書き込む理由はありません。

もし辞める理由を詳しく聞かれたら、「キャリアアップのため転職する」や「資格取得のため学校に通う」などと答えておきましょう。

 

つまり、できるだけ当たり障りない回答をしておくことがポイントなのです。

「パワハラがあった」「あの人にひどいことをされた」など言いたくなる気持ちはわかりますが、辞めるのに時間がかかってしまう恐れがあります。

 

パワハラを根拠に「会社都合」で辞めるなら理由は「具体的に」

 

パワハラを根拠に会社都合で辞めるなら、理由は具体的に書きましょう。

会社からパワハラを受けたという揺るぎない証拠と、精神的苦痛を受けた詳細をしっかり記載するようにしてください。

 

会社は、イメージダウンを避けるためできるだけ「会社都合」にならないようにしたいはずです。

またキャリアアップ助成金などを受給している会社は、一定期間の減額もしくは支給停止する可能性もあるんですね。

 

パワハラをしたという事実を会社に認めさせるよう、準備を怠らないようにしましょう。

なお、厚生労働省はパワハラの定義を以下のとおりとしています。

 

  • 優越的な関係に基づいて行われること
  • 業務の適正な範囲を超えて行われること
  • 身体的もしくは精神的な苦痛を与えること、または就業環境を害すること

参考:パワーハラスメントの定義について(厚生労働省)

 

ここで、退職届に記載する具体的な理由の例を以下に挙げるので、参考にしてみてください。

 

  • 上司から言葉の暴力を受けました。
  • 私を意図的に無視することが日常的に行われていました。
  • 正当な理由なく会社に残るように言われたり、休日出勤するよう強要されたりしました。
  • 上司が仕事を与えてくれませんでした。
  • 大声で怒鳴ったり、物にあたったりされて恐怖を感じていました。

 

上記のように、具体的な内容を退職届に盛り込み提出するようにしましょう。

 

パワハラを理由記載した退職届の例文

 

ここでは、パワハラを理由にした退職届の例文を2つご紹介します。

 

【例文1】

「上司からの言葉の暴力や、私を意図的に無視することが日常的に行われています。

良好な関係を築くのがむずかしいと判断したため、〇〇〇〇年〇月〇日をもって退職いたします。」

 

【例文2】

「正当な理由なく会社に残るように言われたり、休日出勤するよう強要されたりしました。にもかかわらず、まともに仕事を与えてもらえず、職場で孤立した状態が続いていました。このままでは私の今後のキャリアにも影響するため、〇〇〇〇年〇月〇日をもって退職いたします。

 

これらのように具体的に記載するとともに、その証拠となるものを準備しておくとより信憑性が高まるでしょう。

客観的にもパワハラ認定しやすくなるので、都度証拠を残しておくことをおすすめします。

 

パワハラを理由に「会社都合」で辞めることのメリット

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パワハラを理由に会社都合で辞めるメリットは、失業保険給付で優遇を受けられることです。

会社都合退職は、自己都合退職よりも失業手当の受給開始時期が早く、長い期間受け取れるよう設定されています。

 

具体的には以下のとおりです。

 

■受給開始時期

  • 会社都合退職:7日(待期期間)経過後
  • 自己都合退職:

2020年9月30日までに離職・・・3か月(給付制限期間)+7日(待期期間)経過後

2020年10月1日以降に離職・・・原則2か月(給付制限期間)+7日(待期期間)経過後

 

会社都合が7日間の待機後に受給されるのに対し、自己都合は原則2か月も待つ必要があります。

その間は当然お金が入ることはないので、貯金がないと厳しい状況になるでしょう。

 

失業保険の受給期間にも差があります。

 

■受給期間

  • 会社都合退職:被保険者期間に応じて90~330日
  • 自己都合退職:被保険者期間に応じて90~150日

 

最長の場合、自己都合よりも会社都合の方が2倍以上長く受給されるのです。

短期間の雇用契約を除き、基本的にすべての従業員は雇用保険に加入しています。

 

そのため、会社都合で退職すればすぐに失業保険が受給できるところが最大のメリットだといえるでしょう。

 

会社都合で退職すると失業手当の受給開始時期が早く、長い期間受け取れる!

 

パワハラが理由でも「自己都合」で辞めることのメリット

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パワハラが理由でも自己都合で辞めるメリットは、スムーズに退職できることです。

会社都合にするためには細かい事情を説明したり、調査期間があったりして退職時期が遅れてしまうことがあり得ます。

 

ですが自己都合にすることで、希望日に退職できる可能性が高まるんですね。

パワハラを受けているのですから、一刻も早くその職場から離れたい人が多いのではないでしょうか。

 

なのでできるだけ早く退職するために、自己都合で辞めるのもひとつのアイデアです。

また、転職の際の履歴書に「一身上の都合」と書けば済むところもメリットだといえるでしょう。

 

一般的に転職者は自己都合で辞めることが多く、履歴書に「一身上の都合」と書かれていることが普通なんですね。

なので面接官から「なぜ辞めたのか」と厳しく問い詰められることは少ないはずです。

 

もし、前職を辞めた理由を問われたら「興味のある仕事にチャレンジするため」など前向きな回答をすることをおすすめします。

わざわざ「実はパワハラがあって」などネガティブな事情を正直に答える必要はありません。

 

パワハラでも自己都合だとスムーズに早く辞められることがメリット

 

パワハラを理由に会社都合で退職したい時…退職届以外に必要なもの

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パワハラを理由に会社都合で退職するなら、退職届以外で準備すべきものがあります。

 

  • パワハラや暴言を受けている際の録音データ
  • 時間外労働・休日出勤を強いられた場合の記録
  • 暴力を受けた場合のケガの写真・診断書
  • 精神的苦痛によりメンタル疾患を患った場合の診断書
  • パワハラを証言することができる第三者

 

ここで重要なのは、「パワハラを受けた」という事実が客観的に見てわかるように証拠を残すことです。

それではひとつずつ掘り下げていくので、さっそく見ていきましょう!

 

パワハラや暴言を受けている際の録音データ

 

パワハラを暴言を受けている際の録音データを録っておきましょう。

いつパワハラが始まっても常に録音できるように準備しておくことが大切です。

 

パワハラは、暴言のみで判断するのではなく話の前後関係も確認して認定します。

後に録音データを提出し、「都合のいいように切り取られた」と言われないようにできるだけ長く録音しておくのがおすすめです。

 

暴言については「言った言わない」になりがちですし、相手が「そんなつもりでいったわけではない」と言い逃れようとすることもあります。

たとえば、パワハラを受けている対象者と会話する時には必ず最初から録音するなどしておきましょう。

 

会話の中にパワハラ発言がなければ削除すれば済むため、できるだけ毎回録音して多くの証拠を残していきましょう。

 

パワハラを暴言を受けている録音データは、話の前後も録っておくことが大切!

 

時間外労働・休日出勤を強いられた場合の記録

 

時間外労働や休日出勤を強いられた場合、その記録も残しておいてください。

まずは時間外労働や休日出勤などは口頭で言われる可能性があるため、文言を録音します。

 

そして勤務管理表やタイムカードがあれば記載し、なければ独自でメモを残しておくようにしましょう。

記録は、パソコンなどに残すよりも自筆で書いた方が信ぴょう性が増します。

 

いつパワハラを受けたかが明確になるように、日付はしっかり記録しておいてください。

たとえば以下のようにメモを残すのがおすすめです。

 

  • いつ
  • 誰から
  • どのような内容を言われたか
  • パワハラを受けた時の気持ち

 

とくに、誰からどのような内容を言われたかについては、なるべく詳細に記録しておくと証拠として有用です。

書き記すとき辛い気持ちになったり、腹が立ったりするかもしれませんが、冷静に書いて漏れがないようにしましょう。

 

また、事務系の職種であればPCのログで退勤時間を確認できる会社もあります。

休日出勤した際もPCを立ち上げることで出勤確認できるため、必ず何らかの証拠を残すようにしてください。

 

時間外労働・休日出勤を強いられた場合「口頭なら録音」「勤務管理表」「タイムカード」「独自でメモ」で記録

 

暴力を受けた場合のケガの写真・診断書

 

万が一社内で暴力を受けた場合、ケガの写真を撮り病院で診断書を取得します。

いかなる理由であれ暴力は犯罪になるため、決して我慢したり泣き寝入りしたりしてはいけません。

 

暴力を受けたらどれだけ軽症でも構いませんので、すぐに病院に行き治療してもらいます。

その際、受傷原因などをできるだけ詳しく書いた診断書を発行してもらってください。

 

もしかしたら担当医師が、パワハラで暴力を受けた際の対処法について詳しく知っている可能性があるため、一度尋ねてみましょう。

なお、後の状況説明で役立つため、暴力を受けた経緯を早い段階でメモしておくことをおすすめします。

 

暴力を受けたらケガの写真を撮って病院を受診、診断書を発行してもらう!

 

精神的苦痛によりメンタル疾患を患った場合の診断書

 

精神的苦痛によりメンタル疾患を患った場合、病院で診断書を発行してもらいましょう。

診断書はパワハラで受けた被害と因果関係の証明や、労災認定・会社都合退職をするために必要です。

 

また、受診することで現状のつらい症状の緩和も期待できるでしょう。

なお、パワハラによる精神的苦痛を受けた場合、体調が戻るまでに時間がかかることも考えられます。

 

退職してもすぐに転職できないなどの損害を被る可能性があるため、会社を法的に訴えることも視野に入れておきましょう。

その際、診断書があれば証拠として有用なので、必ず取得しておいてください。

 

精神的苦痛によりメンタル疾患を患った場合も受診をして診断書を書いてもらう!

 

パワハラを証言することができる第三者

 

パワハラを証言できる第三者を見つけておくことも、会社都合で退職するために必要です。

実際パワハラで自己都合退職した人が、後に会社都合に変わったというエピソードがTwitterにありました。

 

このように、パワハラがあったことを証明してくれる人を最低2人は見つけておきましょう。

パワハラは、「本人の勘違い」などと言われがちなため、第三者の証言は非常に役に立つんです。

 

なので日頃から、パワハラを受けていることを周りに話すなど、第三者にわかるようにしておいてください。

 

パワハラを証明してくれる第三者を最低2人は見つけておく!

 

まとめ

パパ活の隠語や専門用語まとめ!アプリやSNSで隠語が使われる理由を解説

 

今回は、『パワハラを理由とした退職届の例文』をご紹介してきました。

具体的な書き方については、以下のとおり詳しくお話ししています。

 

キャプション
  • 「自己都合」で辞めたいなら「一身上の都合」が理由で問題なし
  • 「一身上の都合」を理由にした退職届の例文
  • パワハラを根拠に「会社都合」で辞めるなら理由は「具体的に」
  • パワハラを理由記載した退職届の例文

 

また、同じパワハラが原因でも「会社都合」と「自己都合」で、それぞれ辞めるメリットが違うこともご説明しています。

会社都合なら失業保険の受給で優遇を受けられますし、自己都合ならスムーズに早く辞めることが可能です。

 

さらに、パワハラを理由に会社都合で退職するなら、退職届以外で以下を準備してください。

 

キャプション
  • パワハラや暴言を受けている際の録音データ
  • 時間外労働・休日出勤を強いられた場合の記録
  • 暴力を受けた場合のケガの写真・診断書
  • 精神的苦痛によりメンタル疾患を患った場合の診断書
  • パワハラを証言することができる第三者

 

パワハラを受けたという証拠は、後の労災認定の判断材料になったり失業保険の給付日数に影響したりします。

できる限りしっかりした証拠を残して、少しでも有利な状況で辞められるようにしておきましょう!

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